第6回:アフガニスタン・イスラム共和国

今回はアフガニスタン・イスラム共和国のトイレ事情をご紹介します。

第6回 アフガニスタン・イスラム共和国

地図 20数年続いた内戦の混乱が終息を迎え、復興ムード著しいアフガニスタンにおいて、その都市部では水洗式トイレが普及していますが、伝統的なものは汲み取り式です。
中でも興味深いトイレの構造は、穴を掘らずに建屋の基礎部を作り、地面より高い位置に便器を配置して、基礎部の横穴から排泄物を汲み取る、横穴式汲み取りタイプです。横穴は、家屋を囲むレンガや泥で作られた壁(塀)に空けられていますが、驚くことには、その横穴の汲み取り口は、特にふたをするでもなく、そのまま一般の公道に面しています。下水設備も普及しておらず、生活廃水も同じように公道に垂れ流しとされています。

個人の敷地内はきれいに清掃するのですが、壁の外は気にしないのがアフガニスタン人の現状です。それは、内戦中は一歩壁の外に出れば、何が起こるかわからない危険な状況だったということ、さらに、アフガニスタンが乾燥した地域であり、排泄物がすぐに乾燥し、塵となってしまうことなどが考えられます。
トイレ写真トイレ写真

特定非営利活動法人(NPO) ピースウィンズ・ジャパン 柴田雅史
監修:日本トイレ協会
コーディネーター:NPO法人 都市計画・建築関連OVの会

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