第3回:中国(中華人民共和国)

今回は中華人民共和国のトイレ事情をご紹介します。

第3回 中華人民共和国

地図 中国東南部は農業が中心の地域で、昔の日本と同じように人糞を肥料として利用しています。幹線道路の沿線には所々に公衆トイレがあり、これらは個人が建設して所有しているものです。これは、溜まったものは所有者が自分の畑に利用するためで、似たような仕組みは江戸の町にもありました。
公衆トイレの中のブースは仕切りが無いものが普通で、しゃがむ時は入り口側を向きます。入り口に背を向ける日本式はむしろ世界では少数派で、多くの国は入り口側を向いてしゃがむスタイルです。
観光地にあるトイレは「ピット・ラトリン」と呼ばれ、素堀の穴の上に竹を敷いて床を作っています。人が通る小道の脇にありますが、周りに仕切りもないので落とし穴のようです。きちんと作っていないので、うっかりすると踏み抜きそうで怖いのですが、汲み取る時は簡単に外せて便利ですからきっと合理的なのでしょう。

床を竹で作っているのはこの地域が竹の産地だからです。また、中国南部から東南アジアにかけての地域は竹が沢山採れるため、トイレの床だけではなく、大部分を竹で作っている家屋を数多く見かけます。
トイレ写真

執筆:NPO法人 都市計画・建築関連OVの会 市川 達也
監修:日本トイレ協会
コーディネーター:NPO法人 都市計画・建築関連OVの会

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