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前立腺肥大症と過活動膀胱の治療薬

医師からよく説明を受け、病気と今後の治療について十分に理解をしておきましょう前立腺肥大症や過活動膀胱の治療は、それほど重症でなければ、まず薬物療法を行って、それでも症状の改善が思うように得られない場合に限って手術やその他の治療法を考えるのが一般的です。薬の効果は症状が軽いほど高く、治療せずに放置して悪化すると、薬物療法では症状が改善されない場合もあります。また、薬物療法は症状を軽減させる対症療法です。治療を始める前に、医師からよく説明を受け、病気と今後の治療について十分に理解をしておきましょう。

前立腺肥大症の薬物療法には、おもに「α1受容体遮断薬」「抗男性ホルモン薬」「漢方薬、植物製剤」などがあります。また過活動膀胱には主に「抗コリン薬」が使われます。

α1受容体遮断薬

α1受容体とは、排尿・蓄尿をコントロールする自律神経からの命令を受け止める部位で、前立腺や尿道の筋肉に数多くあります。このα1受容体のはたらきをブロックするのがα1受容体遮断薬です。この薬の作用によって、自律神経の過剰な命令によって緊張している前立腺や尿道の筋肉が、弛緩してリラックスするため、排尿に関係したさまざまな症状が改善されます。ドーナツ(前立腺)の間にやわらかいホース(尿道)がある状態を想像してください。前立腺肥大症とは、ドーナツの穴が締まりすぎてホースの水が通りにくくなっている状態であり、この薬はドーナツの穴を広げる作用で尿の通りをよくします。前立腺そのものが小さくなるわけではありませんが、さほど重症でなければ、かなり早くから症状が改善します。

α<sub>1</sub>受容体遮断薬のしくみ

抗男性ホルモン薬

前立腺の肥大に影響する男性ホルモン(テストステロン)のはたらきを弱め、前立腺細胞の増殖をおさえ、前立腺を小さくするお薬です。服用しはじめてから効果があらわれるまでに数か月かかり、服用を中止するとホルモンの作用が復活して、再び肥大してしまいます。副作用として性欲の衰え、肝機能障害などがあります。PSA値を下げる作用があるので、前立腺がんの発見が遅れることがないよう注意をする必要があります。

漢方薬、植物製剤

これらの薬は症状をやわらげるために使われます。一般的に副作用は多くはないといわれていますが、効き目もゆるやかにあらわれます。

抗コリン薬

過活動膀胱の治療に使われる薬です。膀胱を収縮させる信号は、“アセチルコリン”という物質が神経の末端から出ることによって、膀胱に伝えられます。このアセチルコリンのはたらきを弱めることで、膀胱の異常な収縮を抑えるのが、抗コリン薬です。 のみ始めてから1週間〜1か月で効果があらわれます。 治療開始後は、残尿量を検査しながら、薬の量を調節します。抗コリン薬の副作用には、口の中の渇き、便秘などがあります。最近では1日1回の服用で効果が高く、副作用の少ない錠剤も開発されています。

抗コリン薬による治療

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